『悪童日記』を読みました。
なんでも、今年のたしか3月くらいにやったゲーム:MOTHER3はこの小説(+続編の「ふたりの証拠」、「第三の嘘」)のオマージュらしいのです。
それでは読まなくては。というわけで手に取ってみました。
すごく不思議な小説です。
舞台となっている国の名前だとかは出てきませんが、第二次世界大戦中〜戦後のドイツ(ハンガリー)がモデルのようです。
なので残酷で暗くて人間の嫌〜な部分がたくさん出てきます。完全に善い人も完全に悪い人もいない。MOTHER3をプレイした時もこういう印象を受けました。
悪童日記は、主人公である双子の兄弟が書く「作文」で成り立っています。
あるがままの事物をその通りに書く、というルールの作文です。
悲しいだとか嬉しいだとかの感情描写がありません。だから、彼らの行動から気持ちを想像するのもまた面白い。
感情描写がない故に、双子の行動を予測することはなかなか出来ず、最後までこの双子は何を起こすのか・・・。というか、最後の最後に私は一番びっくりさせられました。
それまでずっと一緒で「ぼくら」として綴られてきた双子が、ついに次巻から別々の視点になるんでしょうか。
続編の「ふたりの証拠」は明日から読んでみようと思います。